オフショア開発　-　Offshore Development

システムインテグレータが、システム開発・運用管理などを海外の事業者や海外子会社に委託することです。ソフトウェア業界では主に、人件費の安価な海外開発拠点に開発業務をシフトしたり、海外のパートナーに開発委託（アウトソーシング）すること、すなわち海外パートナー、海外現地法人へのソフトウェア開発のアウトソーシング を行うことともいえます。

オフショア開発の主な相手国としては、インド、中国が中心ですが、最近は、ベトナム等をオフショア開発拠点として活用あるいはトライしている企業も増えつつあります。

中国は、輸出のみならず、国内のソフトウェア開発需要も大きいのが特徴です。また、中国のソフトウェア輸出先は、日本が最大の輸出相手国です。

オフショア開発のメリット

• ソフトウェア開発者の人件費が安いこと（国内の約半分以下は通常の目標）。
• 大量の開発要員を短期間で確保できること。
• 最新のソフトウェア技術の導入がしやすい（英語での最新技術の導入）。
• 海外のビジネス展開に繋がる

オフショア開発のデメリット

• 言語、カレンダー、文化などの違いによる壁があり、製品の品質に影響がでる。
• 地理的に離れている為、きめ細かな管理は難しい。
• 品質チェック及び改善対応に、時間がかかる。