Mewix© 生産管理ソリューション
Mewixはお客様に満足して頂くために必要とされる『品質の安定』、『納期の遵守』、『妥当な価格』などのビジネス条件を満たす
ための生産管理手法を日程・時間軸を基軸に計画し統制するトータル生産管理ソリューションを提案します。
Mewix© 生産管理ソリューションでは、経営資源(人、物、金)および運用プロセスを経営目的の実現(利益、継続成長)に向けて
次のようなビジネス要件をお客様と検討し、お客様の生産業務に相応しい生産管理の仕組みを共同で構築できることに努めます。
生産管理システムの機能から見ると、『計画』、『製造』、『在庫』など様々ありますが、
生産管理システムの本質とは、『人』、『物』、『金』を『プロセス』で適切に管理していくことがすべてです。
Mewix© 生産管理ソリューションでは、次のようなコンセプトを反映してします。
『人』、『物』、『金』の分離
生産管理業務でのビジネス要素を分離することで、ビジネス要素の存在、役割を明確に認識することができます。
分離された同種類の要素を『プロセス』で結合することで、ビジネス要素を動かす仕組みが見えるようになります。
例えば、原材料の鉄を購入し、切断、加工し、建築用スパイラル筋を出荷する『建築用鉄製品を製造する工場』の生産管理を考えて見ます。
『物』の考えた
- 1-1:入庫:鉄を20トン、入庫した
- 1-2:出庫:鉄を20トン、製造現場へ移動した
- 1-3:製造:鉄を20トン、消費した
- 1-4:製造:スパイラル筋を100ロット、製造した
- 1-5:入庫:スパイラル筋を100ロット、入庫した
- 1-6:出庫:スパイラル筋を100ロット、出荷した
『金』の考えた
- 2-1:受注:スパイラル筋を100ロット受注した。金額が1000万円
- 2-2:発注:鉄を20トン、発注した。金額が180万円
- 2-3:製造:加工費が450万円
- 2-4:仕入:鉄を20トン、仕入した。支払が180万円
- 2-5:納品:スパイラル筋を100ロット納品した。入金が1000万円
『人』の考えた
- 3-1:営業部:受注:スパイラル筋を受注した
- 3-2:購買部:発注:鉄を20トン、発注した
- 3-3:倉庫部:入荷:鉄を20トン、入庫した
- 3-4:営業部:仕入:75万円を支払った
- 3-5:倉庫部:出庫:鉄を10トン、製造現場へ移動した
- 3-6:製造部:製造:鉄を10トンを消費して、スパイラル筋を100ロットを製造した
- 3-7:倉庫部:入庫:スパイラル筋を100ロット、入庫した
- 3-8:倉庫部:出荷:スパイラル筋を100ロット、出荷した
- 3-9:営業部:納品:2000万円を請求した
- 3-10:製造部:製造:450万円を支払った
『プロセス』で『人』、『物』、『金』を結合
『人』、『物』、『金』を分離し、適切な『プロセス』で結合し、生産管理に必要となる業務を構築することができます。
上記の例を考えて見ますと、『物』(鉄、アパイラル筋、加工用機械)、『金』(仕入、製造費、売上)、人(顧客、営業部、製造部、
倉庫部、仕入先)を受発注管理プロセス、在庫管理プロセス、生産計画管理プロセスで結合し、様々な業務プロセスを構築できます。
*詳細は別紙を参照
製造業におきましては、それぞれの企業に適した生産管理システムの構築が容易ではありません。企業の経営戦略、市場変化などの対応に
耐えられるように『人』、『物』、『金』の結合『プロセス』を製造工学レベルで論じ、現場業務を反映しながら長期的な運用も予想可能に
しなければなりません。
Mewixはアジアの製造中心となる中国の製造現場の教育レベル、システム経験値、IT投資戦略など『ローカル・リスク』要素を分析し、
中国の製造メーカー様に『人本位のシステム構想』を説明し、無駄がない長期的なIT計画を提案しています。
ERPより『シンプルで動くシステム』が大事だ
中国の製造工場ではシステム経験者が僅か、市販ERPを導入しても使いこなせないのが現状です。
お客様の場内教育計画に合わせ、工場の管理現状および従業員の教育レベルを反映しながら、
『シンプルで動くシステム』の導入を何よりも重要です。
- 第一次開発: 『物の流れ』を中心とする
- 第二次開発: 『金の流れ』を中心とする
- 第三次開発: 『連携』を中心とする
事例 / What mewix has done
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道路工事用ローラー部品の製造管理
お客様は道路工事用ローラー部品を製造するメーカーです。近年中国の建設需要に伴い、受注
が急増しました。次期事業計画には新規工場の建設とともに、受注、在庫、購買業務の担当部署
にシステムを導入し、効率的に業務を行えるようなITシステム開発計画もありました。
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